情報処理安全確保支援士に一発合格した勉強法

平成30年度秋期試験で、情報処理安全確保支援士に合格しました。

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試験結果

この記事では、情報処理安全確保支援士に合格するために私がやった勉強内容をご紹介します。
ですがご覧の通り、午後はギリギリです。あんまり偉そうなことは言えません。

勉強期間

4か月
午前I、午前IIの勉強は、応用情報技術者試験ドットコムと情報処理安全確保支援士ドットコムをそれぞれ使ったのですが、その履歴を確認すると6月後半から開始していたので、期間としては4か月くらいみたいです。

勉強内容

午前試験と午後試験に分けて書いていきます。

はじめに


情報処理の高度試験は、午前試験は足切りのようなもので、本番は午後試験です。 勉強時間の配分も午前は最低限に済ませて、午後の勉強に時間を割いた方が良いかと思います。 試験勉強を始める前に、色々な人の合格体験記を読んだのですが、午後Iが1番の難関と言っている方が多かったです。確かに午後Iも難しかったのですが、私は得点にも表れているように午後IIが1番難しかったです。 何より試験問題が長いので。。。

午前試験


午前I

応用情報技術者試験ドットコムの過去問道場で、繰り返し過去問を解きました。主に電車に乗っている時に解いていました。 過去問と全く同じ問題も出るので、午前Iはこれだけやっていれば充分かと思います。 60%取れればいいので、ここは最低限に済ませます。 短い空き時間を使って少しずつ解いていけば良いと思います。

午前II

こちらも午前Iと同じ方法です。 情報処理安全確保支援士ドットコムの過去問道場で、繰り返し過去問を解きました。 午前IIはセキュリティ関係の問いが多く、午後試験を解くために必要な用語や知識も身に付きます。 午前Iの過去問は応用情報のものなので、1回の試験分でも80問あり、結構量が多いのですが、こちらは25問しかないのでペースが速くなると思います。

午後試験


まず、過去問を1回分解いて、どれぐらいできるか確かめました。 結果、合格点には遠く及ばなかったので、以下の書籍を読みつつ、過去問を新しいものから順にひたすら解いていきました。

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版

過去問は、IPAのサイトにあるものを印刷して使用していました。 最初はPC上で見たのですが、問題文と設問を行き来するのにとても不便だったので、ちょっと量は多かったですがすべて印刷しました。

たくさん過去問を解くことで、ある程度の文量の文章を読むことに慣れ、問題構成や設問のパターンを把握します。 分からない用語があれば、ネットで調べて概要を把握してください。 私は、共通鍵暗号公開鍵暗号、デジタル署名、証明書など、暗号関連の知識をつけるために以下の書籍を読みました。

暗号技術入門 第3版

暗号技術入門 第3版

過去問を解く際は、必ず時間を測ってください。自分がどれぐらいの時間で問題を解けるのか把握するためです。 午後試験は時間が足りない可能性もあるので、時間配分も意識しながら解くようにすると本番でも慌てずに済むと思います。

試験を受けての感想

私は免除がなく、午前Iから受けたので、丸一日とても長かったです。 本番の午後試験で重要だと思ったことは、自分が解答する問題をいかに早く選ぶことができるかです。 この選択に迷うとその分時間を消費してしまいますし、後から解答する問題を変えると、とても慌ててしまいます。 得点配分の大きい長文の記入形式問題に解答できそうな問題を選べば良いのではないでしょうか。

最後に、私が使用した教材です

応用情報技術者試験ドットコム
情報処理安全確保支援士ドットコム

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2019年版

上記のような勉強をすることで、私は1度目の挑戦で合格することができました。これから受験される方達の参考になれば幸いです。